
ハイヒバゴケ〈埼玉県入間市〉
ハイヒバゴケ(ハイゴケ科,ハイゴケ属)〈Hypnum cupressiforme〉
【撮影地】埼玉県比企郡・国営武蔵丘陵森林公園
▼解説要約
半日陰地の岩上、地上、樹の根元などにマット状になって生える。茎は5〜6cm内外の長さで、やや羽状に不規則な枝を出し、長さも不規則。
葉をつけた茎や枝は、やや丸みをおびる。葉は卵状披針形で、先のほうで少し曲がり、先は細くとがる。縁は全縁。
中肋はないが、ときにごく弱くて短い二叉状のものが基部にある。
雌雄異株。胞子体は3cm内外の柄をもち、蒴はやや斜めにつく。非常に変化の多い種類である。
日本全国にやや普通にみられ、ほとんど全世界に分布するが、熱帯には少ない。
- Aperture: ƒ/16
- Credit: Yutaka Isayama
- Camera: NIKON D800
- Flash fired: no
- Focal length: 60mm
- ISO: 200
- Shutter speed: 2.5s