
ナガダイゴケ〈練馬区〉
ナガダイゴケ(シッポゴケ科,ナガダイゴケ属)〈Trematodon longicollis〉
【撮影地】東京都練馬区
▼解説要約
日当たり地や半日陰地の湿った岩上や崖上に群生する。茎は小さく、高さ2〜6mm。
葉は基部が幅広く、ここから急に細い線状に伸び、長さ3〜4mm。
中肋は1本で太く、葉の上の方ではほとんど中肋だけが見える。葉の縁は全縁。
雌雄同株で、胞子体はよくできる。柄は長さ3cm内外、蒴は斜めに傾いてつき、長さ2〜3mm。蒴の首の部分は著しく長く、4〜5mmの長さで弓形に曲がる。
日本全国にやや普通に見られるが、胞子体がないとわかりにくい。アフリカを除いてほとんど世界中に分布する。
- Aperture: ƒ/22
- Credit: Yutaka Isayama
- Camera: NIKON D800
- Flash fired: no
- Focal length: 60mm
- ISO: 100
- Shutter speed: 1s