
オオホウキゴケ(由布川渓谷)1
オオホウキゴケ(ツボミゴケ科,ツボミゴケ属)〈Jungermannia infusca〉
【撮影地】大分県別府市・由布川渓谷
▼解説要約
半日陰地から日陰地の湿った地上や岩上に群落をつくる。
茎は横に這うか、やや斜めに立ち上がり、長さ1〜2cm、幅2〜3mm、全体にわずかに芳香がある。分枝はない。
葉は少し重なりあってつき、広卵形、縁は全縁。複葉はない。
仮根は茎の腹面に多数生え、やや紫色をおびることが多い。
雌雄異株。雄株は雌株と混生することが多く、雄花は8〜13対の包葉をもつ。雄花は茎の先につき、花被は先がややすぼまる。
日本全国にみられるが、関西地方以西に多い。日本固有種となっている。
- Aperture: ƒ/32
- Credit: Yutaka Isayama
- Camera: NIKON D800
- Flash fired: no
- Focal length: 180mm
- ISO: 400
- Shutter speed: 1/5s