
オオトラノオゴケ(由布川渓谷)2
オオトラノオゴケ(ヒラゴケ科,オオトラノオゴケ属)〈Thamnobryum subseriatum〉
【撮影地】大分県別府市・由布川渓谷
▼解説要約
日陰地の湿った地上や岩上に群生する。地表面を横に這う茎から、高さ2〜5cmの直立または斜めに立ち上がる茎が出る。直立茎の上半部には多数の枝が出て、樹枝状に広がる。
葉は茎の下の方では小形で広卵形のものもあるが、枝の出る部分では重なりあってつき、円形〜だ円形、中くぼみとなる。
中肋は1本で太く、葉の先まで伸び、葉の縁は上部に歯をもつ。
全国に普通にみられ、中国や朝鮮に分布。
- Aperture: ƒ/32
- Credit: Yutaka Isayama
- Camera: NIKON D800
- Flash fired: no
- Focal length: 180mm
- ISO: 400
- Shutter speed: 1s